【公認会計士】試験の合格率や合格者の平均年齢等の推移 (2022)

どうも、公認会計士試験の受験を経験しているgordito(ゴルディート)です。
【公認会計士】試験の合格率や合格者の平均年齢等の推移 (1)
  • 公認会計士試験の合格率はどのくらい?
  • 公認会計士試験の合格者の平均年齢最低年齢について知りたい。
  • 女性の合格者はやっぱり少ないのかな?
このような疑問を解決できる記事になっています。
なぜなら、公認会計士試験の合格者のデータを集計し、グラフ化したものをご紹介するからです。
具体的には、公認会計士試験の合格率だけでなく、合格者の平均年齢最低年齢最高年齢女性比率等について紹介します。
記事を読み終えると、公認会計士試験の合格率の推移の理由がわかるだけでなく、公認会計士試験合格者の具体的なイメージが持てるようになります。
  1. 公認会計士試験の『合格率』や『合格者数』の推移
  2. 公認会計士試験合格者の『平均年齢』や『最低年齢』等の推移
  3. 公認会計士試験合格者の『女性比率』の推移
  4. まとめ

公認会計士試験の『合格率』や『合格者数』の推移

【公認会計士】試験の合格率や合格者の平均年齢等の推移 (2)
まず、新試験制度(2006年以降)に移行してからの公認会計士試験の願書提出者数合格率合格者数等を紹介します。
なお、試験制度の変遷は次の通りです。
旧試験制度:2005年以前(第1〜3次試験で構成)
新試験制度:2006年以降(短答式試験と論文式試験で構成)
(Video) 【受験勉強】受験に落ちる人の特徴ワースト3【公認会計士】
グラフの通り、ここ数年は願書提出者数10,000-14,000人程度、合格率10-11%程度、合格者数1,000-1,400人程度で安定推移しています。
少し前には願書提出者数、合格率、合格者数が乱高下していることがわかります。

2006年から2008年の合格率が異常に高い理由

今から10年以上前に、有識者会議で『公認会計士の人数の拡大が望ましい』と提言されました。
その提言を受けて、合格者を増加させたと考えられています。
当時の有識者会議の議事録や資料はWeb上に公開されていますので、興味のある方は読んでみて下さい。
Webサイト上の公認会計士制度部会という項目になります。
2006-2008年の3年間だけで合格者が10,000人を超えているので、バブルですよね。

2010年をピークに願書提出者数が大幅に減少している理由

2006年から2008年で合格者数を急激に増加させましたが、想定していた以上に監査法人や一般企業での採用が少なく、試験合格者の未就職問題が発生してしまいました。
私の受験時代に騒がれていた内容ですが、就職難により、最大で数千人程度(詳細な数字は覚えていません)の合格者が就職できない状態であったと記憶しています。
私はその3年間の少し後に合格しましたが、就職活動をしている際に、就職浪人をしている試験合格者に何人か会いました。
大手監査法人の採用活動(グループディスカッション)で知り合い、その後、一緒にランチに行った記憶があります。
また、私と同じ年に合格しているのに就職できず、約1年遅れて就職した実務補習所(学校みたいなところ)の同期もいました。
合格者数を増やしても受け皿がないのであれば、合格者数を減らすしかなかったのでしょう。
2009年以降、徐々に合格者数が減っていきました。
(Video) 公認会計士試験はどれほど難しいのか!?
合格率が急激に低下した上に、合格しても就職できないかもしれないということから、公認会計士試験の魅力が薄れ、公認会計士を目指す人が減少していったのです。
ただし、2014年以降は合格率合格者数も安定してきているので、過度に心配する必要はないでしょう。
現在、監査法人は全体的に人手不足です。
ここ数年の合格者数であれば、比較的、望んだ監査法人に就職できる状況になっていると思います。
COVID-19(新柄コロナ)により状況は多少悪化するかもしれません。
以上がグラフの簡単な説明になります。
なお、グラフの合格率(ここ数年は10-11%程度)では短答式試験論文式試験の合格率がわからない状態になっています。
現行の公認会計士試験は2つの試験から構成されています。
『合格率』を短答式試験論文式試験に分解して紹介していますので、『合格率』を適切に理解したい方は次の記事をご覧になってください。
公認会計士試験の『合格率』のカラクリを紹介します。公表されている公認会計士試験の『合格率』には違和感がありますが、その理由を紹介しています。『合格率』の裏側に隠されている内容を知りたい方はご覧になって下さい。カラクリを知って『合格』への適切な道すじを描きましょう。

公認会計士試験合格者の『平均年齢』や『最低年齢』等の推移

合格者の『平均年齢』

ここ10年程度の合格者の平均年齢24-27歳程度となっています。
公認会計士試験は主に大学生が合格しているイメージが強いと思います。
そのため、想像していたよりも平均年齢は高いのではないでしょうか。
数ヶ月の勉強で受かる試験ではないので、25歳の人が勉強を始めて25歳のうちに合格することは難しいです。
一般的に1年半や2年間かかる公認会計士講座に申し込む受験生が多いです。
大学を卒業し、1-2年間ぷらぷらしていた人が一念発起して勉強を開始しても遅くはないということがわかるでしょう。
(Video) 【完全版】現役の公認会計士が日・米会計士試験制度を語ってみた【公認会計士】
徐々に合格者の若年化が進行してきているので、30歳超えている方が一念発起して退職して受験勉強専念というのはリスキーだと思います。

合格者の『最低年齢』

合格者の最低年齢は、10代後半がずっと続いています。
大学に入学して、すぐに専門学校に通って大学2年生で合格するパターンが多いかもしれません。
生年月日次第ですが、この場合、19歳での合格も可能です。
16-18歳で合格している受験生は、中学生や高校生の頃から勉強を始めているのでしょう。
稀に高校生で公認会計士講座を受講する人がいるという話しは専門学校の講師の方から聞いたことがあります。
なお、これまでの最年少合格は2010年合格の長谷川智也さんでしょう。
高校1年生での合格です。当時は特集が多く組まれていました。

合格者の『最高年齢』

合格者の最高年齢は、50-60代となっています。
どのような理由で受験しているのかはわかりませんが、60代後半になってくると趣味なのかもしれません。
もともと経理で働いていたり、会計の分野に明るい人であれば納得できますが、そうでないとしたら10代で合格するよりも難しいでしょうね。
ただただ頭が下がります。私も年老いたらもっと難しい司法試験とか受けてみようかな。

公認会計士試験合格者の『女性比率』の推移

【公認会計士】試験の合格率や合格者の平均年齢等の推移 (5)
ここ10年間程度の合格者に占める女性の割合は、17-25%程度となっています。
2020年は24.6%と約4人に1人の割合まで増加しました。
(Video) 30歳を超えて子持ちで試験にチャレンジしても何とかなる!【公認会計士/監査法人元勤務】
この女性比率が高いと感じるか低いと感じるかは人それぞれだと思いますが、私は、まだまだ女性が増えても良いのではないかと考えています。
監査法人には、比較的、女性が働きやすい環境が整っていると思いますけどね。
なお、公認会計士の女性比率(2018年12月末時点)は14.1%です。
合格者の女性比率より低いですが、徐々に高まっていくことでしょう。
女性比率の推移に興味のある方は次の記事をご覧ください。
【公認会計士の人数】過去70年の推移や女性比率等を紹介します。公認会計士の人数の推移、地域別の人数、世代別の人数、女性比率を紹介しています。また、税理士や弁護士など他の士業との人数比較もしています。

まとめ

【公認会計士】試験の合格率や合格者の平均年齢等の推移 (7)
簡単にまとめます。
公認会計士試験まとめ
  • 公認会計士試験の合格率10-11%程度
  • 合格者の平均年齢24-27歳程度
  • 合格者の最低年齢10代後半
  • 合格者の最高年齢50-60代
  • 合格者の女性比率17-25%程度
いかがでしょうか。
公認会計士試験の合格率の変遷の理由が理解できただけでなく、公認会計士試験合格者に対する具体的なイメージが持てるようになったのではないでしょうか。
合格者の平均年齢を確認し『まだまだ自分もいける』と思う読者の方々が1人でも多く現れることを望んでいます。
今回は触れていませんが、公認会計士試験に合格する人たちは、どのような大学に通っているのでしょう。
公認会計士試験の大学別合格者数をまとめていますので、興味のある方は次の記事に目を通してください。
公認会計士の大学ランキング(大学別合格者数)と大学・学部選び公認会計士の大学ランキング(大学別合格者数)と、公認会計士を目指す上での大学・学部選びについて紹介しています。公認会計士を目指そうと考えている高校生はぜひご覧になってください。公認会計士について知識として知っておきたい方々にもおすすめです。
公認会計士試験の合格者の9割程度は予備校に通って合格しています。
(Video) 【053】公認会計士 公認会計士試験の難易度はどのぐらいなの?
公認会計士を目指したくて予備校選びに悩んでいる方には次の記事がおすすめです。
【公認会計士の予備校6校比較】大原、TAC、CPAの3校が王道!公認会計士試験の合格者の90%程度が利用する予備校について紹介しています。公認会計士の予備校として有名な6校を紹介し、合格者数、受講料金、サポート体制等で予備校比較をしています。基本は大原、TAC、CPAの御三家の利用がおすすめです。
そもそも公認会計士は目指す価値があるのでしょうか。公認会計士のメリットに興味のある方は次の記事をご覧ください。
【公認会計士のメリット7つ】目指す価値のある資格です。公認会計士として実際に感じた『メリット』を7つ紹介しています。公認会計士は目指す価値がある『士業』だと思いますが、記事をご覧になると、その理由を知ることができます。公認会計士の魅力を知りたい方は是非ご覧になってください。

FAQs

公認会計士合格者の平均年齢は? ›

2020年度の会計士試験の統計データによれば、合格者平均年齢は25.5歳です。 また、最高年齢は61歳、最低年齢は18歳になっています。

公認会計士の年齢別合格率は? ›

合格者全体の約6割が20代です。 また、願書提出者に占める合格者数の割合が最も多いのは20~25歳未満(17.1%)で、以下25~30歳未満の12.2%、20歳未満の10.0%と続きます。 これらのことより20代は合格者が多く、さらに合格率も高いということが分かります。

公認会計士試験の合格率推移は? ›

2016年度以降は合格者数は増加傾向で推移しており、直近の2021年度では1,360人の合格者数まで増加しています。 合格率については、リーマンショック以降の公認会計士の就職氷河期時代を受け受験者数が減少したこともあり、2017年度頃までに7-8%程の合格率から11%程の合格率まで上昇しました。

公認会計士の年間合格人数は? ›

合格者数は1,360名!

公認会計士試験(論文式)における合格者数は1,360名となりました。 また、合格率は9.6%でした。 この結果は、昨年と比較すると、合格者数は25名の増加となり、合格率は0.5%の低下となっています。

会計士 何歳まで働ける? ›

公認会計士は資格の年齢制限がありませんので、一旦登録すれば自ら申請するか、あるいは除名されない限りは一生涯公認会計士でいられます。 つまり、公認会計士という仕事自体は定年がありません。

公認会計士 どこの大学? ›

常連校としては、33年連続で最多合格者を輩出している慶應義塾大学を筆頭に、早稲田大学・明治大学・中央大学、そして、東京大学、京都大学、神戸大学・一橋大学等国立系大学が挙げられるでしょう。

公認会計士 そんなに難しくない? ›

まとめると、公認会計士試験は学習量がちょっと多いくらいで、勉強する内容はそんなに難しいわけではなく、受験するためのハードルも低いです。 公認会計士試験に合格するには、天才である必要はなく、コツコツ努力できる人であれば誰でも合格できます。

公認会計士 合格率 なぜ低い? ›

会計や財務、監査といった難しい分野を扱う試験の割に合格ラインが高く設定され、合格基準点を超えるために確実に得点しなければいけないことも合格率低い理由の1つです。 短答式では4科目合計の目安で70%以上、論文式では5科目合計で52%以上の得点が必要で、1科目でも40%に満たない科目があると不合格になります。

会計士の最終合格率は? ›

2021年11月19日(金)に発表された令和3年(2021年)公認会計士試験の合格率は9.6%、最終合格者数は1,360人です。

公認会計士の人口は? ›

日本公認会計士協会の会員数(準会員、論文式合格者も含む)を確認すると、1950年以降、現在にいたるまで増加傾向にあります。 2010年の30,092名に対し、2018年末の段階では37,243名となっています。

公認会計士試験 どれくらい難しい? ›

公認会計士の難易度 公認会計士は三大資格と言われていることもあり、弁護士、医師に続き難易度の高い資格になっています。 2020年の調査では合格率は10.8%、偏差値74という結果がでており大学受験でいうと東大レベルです。

公認会計士 初任給 いくら? ›

公認会計士の平均年収は992万円です(厚生労働省 賃金構造基本統計調査2017~2019年平均値より)。 なお、試験合格者1年目の監査法人の初任給は30~35万円(年収ベースで550万円前後)で、一般的な新卒採用の初任給21万円(厚生労働省 令和元年賃金構造基本統計調査)と比較しても非常に高い給与水準となっています。

公認会計士合格の最高年齢は? ›

平成30年合格者中、最高年齢55歳、最低年齢18歳、女性266人。

公認会計士の年齢分布は? ›

公認会計士年齢分布

特徴としては、30代と40代が多いかと思います。 30代が多い要因としては、公認会計士として登録するためには、2年以上の実務要件+補修所の終了考査の合格が必要となります。 したがって、試験に合格してから最短でも3年は登録にかかります。

公認会計士 社会人 何年? ›

公認会計士試験は1.5~2年間社会人の場合は+0.5~1年間)の学習期間を設定するのが一般的です。 複数科目の学習を同時並行で進めるため、1日あたりの学習時間も平均5時間程度が必要です。 公認会計士試験の難易度・合格率・学習時間については、次のページでも詳しく解説をしています。

米国公認会計士の平均年齢は? ›

合格者の平均年齢は20代となります。 一方、USCPAは働きながら取得する人が多く、合格者の平均年齢が30代となります。

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Author: Dean Jakubowski Ret

Last Updated: 11/17/2022

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